区でいちばん子どもが多い町が、いちばん速く高齢化している

神戸市東灘区の向洋町中は、東灘区のなかで子どもの割合がとくに高い町です。年少人口比率14.5%。区平均11.9%を2.6ポイント上回ります。
ところがこの5年で、高齢化率は21.2%から26.7%へ5.5ポイント上がりました。東灘区全体は1.3ポイントです。
4.2倍のスピードで年をとっている町、ということになります。
向洋町中の人口は、どう変わりましたか?
結論:人口は583人減り、世帯は117増えました。そして高齢化率が5.5ポイント上がりました。

人口19,612人→19,029人(▲3.0%)、世帯8,436→8,553(+1.4%)。1世帯あたり人員は2.32人から2.22人へ下がりました。
年少人口比率は16.3%から14.5%へ1.8ポイント低下。それでも東灘区平均11.9%を大きく上回っています。
この町は六甲アイランドにあります。1988年の街びらきから、まもなく40年です。
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株式会社Estate&Co.(不動産売却専門店)/宅地建物取引業免許 兵庫県知事(2)第12171号 会社概要
この数字は、不動産市場とどうつながっていますか?
結論:中古マンションの築年中央値が1995年。街びらきから7年後に建った住戸が、いま市場に出ています。

中古マンション148件、中央値3,000万円、専有80㎡、築1995年、駅徒歩5分。間取りは3LDKが73件と半数を占めます。
戸建はわずか4件で6,650万円、土地180㎡・延床143㎡・築1993年。この町の主役は、明確にマンションです。
最寄駅は六甲ライナーのアイランド北口70件、アイランドセンター58件、マリンパーク20件。
1990年代前半に入居した世代が、いま同時に高齢期を迎えている。年間148件という成約数の多さは、その世代交代が実際に動いている証拠です。

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1つめ。競合が多い町です。年間148件。1か月あたり12件が成約しています。事例が豊富なぶん、相場から外れた価格はすぐに見抜かれます。逆に言えば、適正価格で出せば必ず比較対象に入る市場です。
2つめ。買い手はファミリー層です。年少人口比率14.5%、3LDKが半数。専有80㎡という広さもファミリー向け。単身・DINKS向けの訴求は的を外します。学校、公園、買い物動線を書いてください。
3つめ。築1995年前後が中心です。それより築浅なら3,000万円を上回る余地があります。逆に築1990年以前なら、管理状況と修繕履歴が価格を分けます。
4つめ。供給はこれから増えます。高齢化率が5年で5.5ポイント上がったということは、相続・住み替えによる売却がこれから続くということです。「まだ売らなくていい」と待つほど、競合が増えます。
まとめ
- 向洋町中の人口は19,029人。5年で▲3.0%、世帯は+1.4%
- 高齢化率26.7%。5年で+5.5ポイント(東灘区は+1.3ポイント)
- 年少人口比率14.5%は東灘区平均11.9%を2.6ポイント上回る
- 中古マンション148件、3,000万円・専有80㎡・築1995年。3LDKが半数
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ここまでの数字は、あくまで町全体の中央値です。同じ町のなかでも、築年・面積・接道条件・階数で価格は大きく変わります。
株式会社Estate&Co.は神戸市中央区京町に本店を置く不動産売却専門店です。国土交通省の成約データと、各自治体の統計をもとに、お住まいの地域の実勢に沿った査定をご提供しています。
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この記事の数字の出典について(2026年9月21日 追記)
この記事の件数・価格は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の成約価格情報(宅地建物取引業者が登録した成約)と不動産取引価格情報(取引当事者へのアンケートに基づく実取引価格)を合わせて集計したものです。本文で「成約」と表記している箇所も、この2種類を合わせた取引を指します。
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