長田区二葉町、戸建よりマンションが5.7倍高い!?あなたの家はどちらですか

神戸市長田区の二葉町で、直近1年に成約した戸建4件。中央値は490万円、建築年は1968年でした。
同じ町の中古マンション10件は2,800万円、築2005年。5.7倍の逆転です。
築1968年ということは、1995年の震災を生き延びた建物だということです。
二葉町では、何がいくらで売れていますか?
結論:マンション2,800万円(10件)、戸建490万円(4件)。築年が37年ひらいています。

戸建は土地50㎡・延床75㎡。土地が狭く、建物が古い。4件しかないため中央値はぶれやすい点にご注意ください。
マンションは専有70㎡・築2005年・駅徒歩9分。震災後の復興期に建てられた層が市場の中心です。
最寄駅は駒ケ林11件、新長田6件。土地のみの成約も3件あり、中央値は20万円・50㎡でした。
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株式会社Estate&Co.(不動産売却専門店)/宅地建物取引業免許 兵庫県知事(2)第12171号 会社概要
この町で、30年前に何が起きましたか?
結論:長田区は、神戸市全体で焼けた面積の約6割を占めました。

神戸市長田区が公表している記録によると、1995年1月17日の阪神・淡路大震災で、区内の直接死者は921名。
全半焼は4,772棟・約30ヘクタールで、神戸市全体の全半焼の約6割。全半壊は23,803棟で、市全体の約2割にあたります。
その後の復興のなかで、この地域には新しい施設が整備されました。2009年に若松公園の鉄人28号モニュメント、2010年に旧二葉小学校を改修した「ふたば学舎」、2019年に新長田合同庁舎(職員約1,050人)。
町の名前がそのまま施設名として残っています。

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1つめ。「戸建だから高い」は、この町では成り立ちません。マンション2,800万円に対し戸建490万円。土地50㎡・築1968年という条件では、買い手は建物に価値を見ません。土地としての評価から組み立てるべきです。
2つめ。築古の戸建をお持ちなら、更地としての想定も取ってください。土地のみの成約が3件あり、50㎡で20万円という水準です。ただし件数が少なく、条件によって大きく振れます。解体費用と比べて判断する必要があります。
3つめ。マンションをお持ちなら、築2005年前後が主戦場です。2,800万円・専有70㎡・駅徒歩9分。長田区のなかでは高い水準です。年間10件と事例は少なめなので、周辺の町も含めて比較してください。
4つめ。件数が少ない町です。全17件。この母数で「相場」を語るには限界があります。条件の近い事例を、期間を広げてでも探す必要があります。
まとめ
- 二葉町のマンションは2,800万円(10件・専有70㎡・築2005年)、戸建は490万円(4件・土地50㎡・築1968年)
- 戸建の築1968年は1995年の震災を生き延びた建物
- 長田区の全半焼は4,772棟・約30ha。神戸市全体の全半焼の約6割。直接死者921名
- 2010年に旧二葉小学校を改修した「ふたば学舎」が開館。町名が施設名として残る
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ここまでの数字は、あくまで町全体の中央値です。同じ町のなかでも、築年・面積・階数・向き・接道条件で価格は大きく変わります。
株式会社Estate&Co.は神戸市中央区京町に本店を置く不動産売却専門店です。国土交通省の成約データと、各自治体の統計をもとに、お住まいの町の実勢に沿った査定をご提供しています。
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この記事の数字の出典について(2026年9月21日 追記)
この記事の件数・価格は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の成約価格情報(宅地建物取引業者が登録した成約)と不動産取引価格情報(取引当事者へのアンケートに基づく実取引価格)を合わせて集計したものです。本文で「成約」と表記している箇所も、この2種類を合わせた取引を指します。
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